派遣看護師として働くメリットっや正社員との違いって
「看護師って派遣で働けるの?」
まだまだ現役の看護師さんにもこんな疑問はあるようで
実は派遣で働くこともできるんですね。
2000年以降看護師の派遣に関する法律が
何度か改正され条件付きではありますが
派遣看護師として働くことも許可されています。
現在、転職エージェント通じて派遣で働く看護師の方が
徐々に増えてきているのも事実なんですね。
派遣事業を行うには厚生労働省許可番号が必要になります。
派遣で働きたい看護師は派遣会社と雇用契約を結び
従業員として派遣されるわけです。
派遣には大きく4つの種類があって
単発派遣(1日〜1週間)
健診やツアーナース、デイサービスや巡回入浴がメイン
常勤とダブルワークで働いている方もいます。
短期派遣(2〜3ヶ月間)
期間を区切って働きたい希望の場合ですね。
例えば、4月から正社員としての入社先が決まっていて
4月入社までの期間派遣で働きたい場合など
長期派遣(3ヶ月以上 ※最長3年まで)
長期勤務の場合は社会保険に加入が可能です。
紹介予定派遣(1日〜最大6ヵ月)
紹介予定派遣とはまず派遣として働いてみて
あなたと雇用先の間で合意ができれば
6ヶ月目以降に正社員として働くことが可能です。
また、産休代替派遣という場合もあって
産休の代替なら、通常派遣で働けない病院や
クリニックなど医療機関でも働くことが可能になります
派遣での勤務が可能な施設として
- 健診センター
- 保育園
- 訪問看護センター
- デイサービス
- 有料老人ホーム
- 特別養護老人ホーム
- 社会福祉施設(保護施設など)
- コールセンター
このように、結構派遣看護師で働ける職場ってあるんですね。
派遣での勤務が不可能な場所として
- 病院
- クリニック
- 助産所
- 患者の自宅
- 介護老人保健施設
- 企業内の医務室
ただし、紹介予定派遣や産休・育児代替での派遣
離島や僻地にある場合派遣としての勤務も可能なんです。
扶養内で働きたい元看護士さんの復職など
派遣希望でエージェントに相談してみるとよいですよ。
補足として、派遣とパート・アルバイトとの違いは
派遣看護師は派遣会社と雇用契約を結び
従業員として派遣されるわけですが
パートやアルバイトの場合常勤勤務と同様に
直接雇用先との契約を結ぶようになるんですね。
正社員と比較して残業が少ない、日勤帯のみあるいは夜勤専従など
働き方に融通が利きますから仕事と家事や育児との
両立がはかりやすいことが最大のメリットだといえるでしょう。